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転職を成功させる有利な資格を探せ!

2014.02.14

転職を成功させる有利な資格を探せ!

転職勝ち組になるために他の転職応募者との差別化を図る。
「ボク・ワタシを雇うとお得ですよ!」と自分の市場価値を表す方法の一つに資格があります。資格は客観的にその人の価値を証明する手段となるからです。資格を取得することでしか成し得ない職業や資格手当てがもらえる業種もある一方で、必ずしも転職に有利とは言えない資格や、難関突破してもニーズが減少している資格もあります。そこでここでは転職に有用な資格について一緒に考えてみましょう。

その資格、本当に転職に有利?

仕事直結の資格はやはりテッパン

仕事直結の資格はやはりテッパン

その資格を持っていないと業務を行なうことができない「業務独占資格」と呼ばれる資格があります。
たとえば、医者の医師免許、弁護士の司法試験・司法修習など。難関ゆえに希少価値も高く、国家資格では手当の対象となるケースもあります。
ただし弁護士や会計士は資格合格者の数が就職先の数以上に増えてしまい、資格を取ったものの以前ほど簡単に就職できないという状態が生まれています。
転職したい業界を絞り、役立つ資格を見極めて取得計画を立てるのはもちろんですが、その資格で就くことのできる仕事が収入や待遇面で自分の希望に合うのか、ニーズが存在するのかも同時に検討する必要があります。

取得はベターだけれど重要度は低い資格

取得はベターだけれど重要度は低い資格

その業界になくてはならない資格「設置義務資格」というものもあります。不動産業界の宅地建物取引主任者や不動産鑑定士、海外取引関連の通関士、旅行業界の旅行管理者など。ただしこれらは必ずしも転職に有利になる資格とは言えません。例えば、不動産業の事務所には「宅地建物取引主任者」がいなければならないという決まりがあります。つまり開業や事務所増設を考えている不動産屋さんならば、宅建資格者の求人が発生します。しかし、有資格者がすでにいる不動産屋さんでは宅建の資格は必要なく、むしろ資格がなくても実務経験豊富な人を優先する場合もあるということ。
資格取得の勉強はプロフェッショナルな知識を持つことですから決してムダではありませんが、「転職のための資格取得」となると、その資格がなければ就けない業種を絞ることがポイントになってきます。

資格取得のために転職という手も

資格取得のために転職という手も

資格を活かせる転職ということは、まず資格取得ありき!になりますが、実はもう一つ、「資格取得支援ありの仕事へ転職」という手もあります。採用時に資格を持っていなくても、資格の取得を目指している人を積極的に採用し、資格の取得をサポートしてくれるような企業です。資格試験合格時に報奨金や一時金を支給したり、イントラネット上のeラーニングメニューに資格関連の講座を設けるなど、社員の資格取得を支援してくれます。転職先を検討する際に資格取得支援制度があるのかも調べてみましょう。資格取得支援制度を見る際には、自分が欲しい資格が支援対象となっているかどうかを確かめると同時に、いま旬の資格の取得を支援しているかどうかもチェックしておきましょう。

自分自身の市場価値に直結する「資格」

自分自身の市場価値に直結する「資格」

未経験から新しい職種や業界にチャレンジする際、資格を持っていれば転職の成功率がアップするように、転職に資格が役立つことは間違いありません。 新しい技術が次々と生まれている業界ならば、トレンドに合った資格を、適切なタイミングで取得していくことが重要です。資格を取得する事がゴールではなく、その職業に就いて継続して働くことがゴールですので、資格取得の勉強を始める前、資格支援の企業に転職する前、いずれにしても、本当にやりたい仕事なのかをしっかり見極める必要があります。

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