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資格を取るって、どういうこと?社会人が資格を取る前に考えておきたい3つのこと

2014.03.18

なぜ、資格を取るのか?

「手に職」「転職」「キャリアアップ」…、資格の取得を目指す動機や目的は人それぞれ。育児や介護などの理由により外で働きにくい人も、資格を持つと在宅での仕事の可能性が広がります。『なぜ、資格を取るのか』。その答えによって資格の選び方や活用も変わってきます。ここでは社会人が資格を取る前に考えておきたいことを3つのポイントにまとめました。

その1 どうなりたいか なりたい自分をみつける

その1 どうなりたいか なりたい自分をみつける

とりあえず取れそうな資格をとっておこうという考えでは、貴重なお金と時間をムダにしかねません。まず、資格を取る目的を明確にしましょう。仕事に活用したいのか、自分の知識を深めたいのか。転職したいから、英語のスキルを身につけたいから、資格を取るのではなく、転職してどんなはたらき方をしたいのか。英語を身につけてどんな自分になりたいのか。自分のなりたい人生に向きあい、未来の道を思い描く。資格を取ること自体は目的ではなく、未来への道を進むための手段なのです。

その2 その資格、どのように活用する?

その2 その資格、どのように活用する?

資格を取った後に、どう活用していくかが資格を選ぶ上では大切です。例えば、資格取得後、一人前になるまで実務経験が10年以上を必要とするケースもあります。ライフスタイルにあわずに途中で挫折してしまうと、取得した資格がムダになります。今すぐの雇用に直結する資格、スタート台に立つための資格、どんな仕事をするにも知っておいた方が有利になる資格。資格といっても数多くの資格が世の中にあります。取りたい資格のことを理解し、実務でどのように活かせるかを確認しましょう。

その3 資格に社会的ニーズがあるかの確認

その3 資格に社会的ニーズがあるかの確認

資格活用の場があるかどうかを把握しておきましょう。資格者があぶれている現在では、有資格者を優遇したり、安定を保証したりする職業ばかりではありません。時代の流れを見極めることもポイントです。「英語は話せて当前」の今なら、中国語の方が付加価値は高くなるかもしれませんし、シナリオライターになりたくて養成講座を受けて資格を取得しても、実際にプロデビューできる人はほんの一部というのが実情。社会のニーズを見て、資格を選ぶことも大切ですよね。

資格を取るまでの経験も意義がある

資格を取るまでの経験も意義がある

目標が決まれば、あとは必要な資格取得に向かって頑張るのみ!学習方法は独学、通信講座、学校に通うなど、いろいろな方法があります。ライフスタイルにあわせて、ベストな方法で学習しましょう。さまざまな人との出会いがあり、世界が拡がることも社会人の学習の利点です。知識はもちろん、努力することやモチベーションのアップなど、学習で得られることはたくさんあります。
あなたが自分に誇りをもち、輝いて働く場所を見つける。社会人が資格を取るって、そういうことなのです。

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