×閉じる

あなたに必要な資格は?パソコン資格ランキング vol.2-クリエイティブ編-

2014.08.27

もはや社会人の常識!?
仕事別に考えるパソコン資格ランキング vol.2

パソコン資格、何が人気?
前回に続き、パソコン資格(以下PC資格)を人気ランキング形式で紹介する特集。第2回は【クリエイティブ系】のPC資格についてです。憧れている人が多いクリエイティブの世界。まずはパソコンを使って何を作りたいのか、どんなクリエイターを目指すのか、考えることからスタートしましょう。クリエイティブ系の資格は驚くほどたくさんの数があるので、興味のある仕事や将来役立ちそうな分野の資格取得に絞った方が賢明です。皆が狙っている最旬の資格ランキングもぜひ参考にしてくださいね。

クリエイティブ職の資格って?

クリエイティブ系の職種は表現力や発想力、センスこそ重要であって、「資格は不要」と言われることもありますが、就職や転職を考える時、資格を持っていれば、どんな業務がどの程度できるのかというスキルの証明になります。またWeb会社やデザイン会社や印刷会社、広告代理店、フリーランスなど、ワークスタイルの選択肢も広がります。「プログラマー・SE」「グラフィックデザイナー」「Webデザイナー」「パソコンインストラクター」など、やりたい仕事が決まっている人は各々の仕事で必要とされるスキルの資格を目指しましょう。またパソコンやインターネットのより深い知識が身につく「パソコン検定」「インターネット検定」や「色彩検定」など、仕事を限らず幅広く応用できる資格も注目を集めています。

人気の高いクリエイティブ職とは?

クリエイティブ系の仕事で圧倒的な人気を集めるのは「Webクリエイター」です。パソコンはもちろん、携帯電話やスマートフォン、タブレットから誰でもすぐにインターネットに繋がる今の時代では、インターネットサイトを構築する「Webクリエイター」は中心的存在であり、求人も引っ張りだこ。特別な知識が必要であり、他サイトとの差別化を図るために、専門職Webクリエイターの需要が高まっています。なかでもWeb系資格で人気が高いのはこの3つです。

  1. 1位Webクリエイター能力認定試験
  2. 2位Webデザイン技能検定
  3. 3位CG検定

インターネットのサイト制作には「Webディレクター」「Webデザイナー」「Webプログラマー」などが携わり、それらを総括して「Webクリエイター」と呼んでいます。それぞれ求められるスキルが異なりますので、めざす分野の資格はぜひ取得しておきたいところ。経験を積み、スキルアップを心がけていれば、フリーでの活動や独立開業、スクールのインストラクターなど、活躍の場が広がっていくはずです!

Webクリエイターになるには、コンピューターソフト・インターネットに関する知識が深いことは大前提。Web制作に必須のHTMLやPHP、CGIの知識があることも必要です。
ランキング1位の【Webクリエイター能力認定試験】とは、サーティファイが主催する民間資格試験で、年間受験者数が15,000人以上、業界で最も受験者の多く、知名度の高いWeb人気資格です。スタンダードとエキスパートにわかれ、スタンダードはこれからWeb業界でのキャリアをスタートさせたい人や現職場でのステップアップを目指す人にお勧め。エキスパートはWebデザイナーとしてのスピードとクオリティの証明、Webディレクターの品質管理能力の裏付けなど、すでにWeb業界で働いている人がさらなる活躍を目指す場合にもお勧めです。
2位の【Webデザイン技能検定】は、Web関連の知識スキルを証明できる唯一の国家資格。関連国際規格等に基づき、Webデザインに関する知識・技能による実務能力を評価します。
3位の【CG検定】は、コンピュータグラフィックスでコンテンツを制作するうえでの知識と技能を評価する文部科学省認定の検定試験。コンピュータグラフィックス関係の仕事に就きたい人ならば、取得しておいて損はないでしょう。映画やゲームにとどまらず、広告制作や設計、デザイン分野での活躍も期待できます。

プログラム系「Webプログラマー」を目指すなら

今回のランキングはどちらかというとデザイナー寄りの資格でしたが、プログラム系に特化した人気資格もあります。C言語を駆使して応用プログラムを作成する能力を認定する「C言語プログラミング能力認定試験」はランキング1位と同じサーティファイが実施。システムの仕様変更に対応して実際にコーディング・コンパイル・デバックを行ったり、プログラムを完成させる能力を測定します。
オラクルが行っている認定資格「Oracle Certified Java Programmer」、Microsoft社によって開発されたプログラミング言語関連の「VisualBasicプログラミング能力認定試験」、Linux関連業務に従事する技術者向けの試験「Linux+」などがあります。
また日本Webデザイナーズ協会が認定する、今話題のWebマーケティングの資格「Web解析士認定試験」も要チェック資格。ウェブサイト公開後、詳細データを基に事業そのものを見直し、売り上げなどの成果に繋げていく「Web解析」は企業の注目度が特に高く、資格取得者の需要は今後ますます高まると言われています。
このようにWebサイトの役割がより戦略的になってきた今、クライアントニーズや社内において重要な仕事を担うためには、様々なスキルが必要となります。目標を立てて資格取得を目指し、就職・転職に、キャリアアップに、業界での活躍に、それぞれの目的に合った資格を活用してみませんか?

次回は【ネットワーク系】に必要な資格ランキングを紹介します。お楽しみに!

ページ
TOPへ