×閉じる

あなたに必要な資格は?パソコン資格ランキング vol.1-事務職編-

2014.07.31

もはや社会人の常識!?
仕事別に考えるパソコン資格ランキング vol.1

パソコン資格、何が人気?
転職の際、必ず問われる職歴やスキル。中でもどんな仕事でも必要となるパソコンスキル(以下PCスキル)は社会人ならば持っていて当然と言われています。とはいえPCスキルの種類は多彩。やみくもに身につけていれば良いというわけではありません。また今の会社で働き続けたいと考える人でも、自分の価値を高めるため、実務に直結するスキルアップや資格取得は重要。そこで今回はやりたい仕事や、現在の仕事のスキルアップに関連するPC資格をランキング形式で紹介します。

ひとことにPCスキルと言っても実に多彩

今やどんな仕事においてもパソコンは使われています。その活用方法は多彩ながら、大きく分けるとパソコンを使って情報を管理する使い方、スポーツに例えるとディフェンス的な仕事。もう一つがパソコンを使ってモノを作り出す使い方、オフェンス的な仕事です。一般的に【事務職】は情報を管理する仕事なので、マイクロソフト社のOfficeソフト系資格などが必要となります。一方のモノを作り出す職種としては【ネットワーク系】【デザイン系(Web系・建築系)】、さらに【営業・企画系】もこちらに含まれます。必要な資格にはネットワーク系資格、プログラム系資格、データベース系資格、Web/DTP資格、CAD資格などがあります。それぞれの仕事によって必要とされるスキルや資格は全く違うものとなります。
今はITの時代だから、パソコンの資格を!という漠然とした考えではなく、まずはやりたい仕事を考えることが重要です。目指すビジネスシーンでの仕事をこなす力を身につけて、キャリアアップ、就職・転職を有利に進められるようになりましょう。

事務職を狙うために必携の資格とは?

事務系の仕事ではパソコンができることは必須、PCスキルを募集必要条件に挙げている会社も少なくありません。仕事で使うソフトで代表的なものには「Word(ワード)」「Excel(エクセル)」「PowerPoint(パワーポイント)」「Access(アクセス)」があります。それらソフトの操作資格として人気が高いのはこの3つです。

事務職に有利な資格 ベスト3

  1. 1位マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
  2. 2位エクセル表計算処理技能認定試験
  3. 3位ワード文書処理技能認定試験

「Word」や「Excel」などを操作する上で使用頻度が高い【マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)】。が資格ランキングでも人気1位となっています。ただし「Word」や「Excel」に関しては、様々な資格試験がありますので、どの資格を持っていれば、就職が有利になるのか、見ていきましょう。

転職や人事評価の面接において「パソコン使えます!」とアピールしても、どの程度使えるか、言葉で説明しづらいですよね。そこでぜひ活用したいのが、PCスキルを証明する資格となります。
ランキング1位の【MOS資格】とは、Microsoft Officeを使いこなす技能を証明する資格で、ソフト開発元のマイクロソフト社自らが実施。2位の【エクセル表計算処理技能認定試験】、3位の【ワード文書処理技能認定試験】はサーティファイが主催するWordやExcelに関する専門資格になります。ほかにも日本の商工会議所が主催する【日商PC検定】、Officeに付属のVBAという言語を使用し、業務の効率化を目指す人のための試験【VBAエキスパート】などもあります。
なかでも圧倒的に知名度が高いのが【MOS資格】です。現在、200近くの国・地域で実施されている国際資格であり、最も転職に有利な資格と言えるでしょう。各資格により、資格取得にかかる料金や難易度、試験内容、証明するスキルなども異なってくるので、よく研究してから取得を目指すのがオススメです。

人気ナンバー1のMOS資格について

【MOS資格】のなかで基本となる「Word」と「Excel」の資格を持っていれば、最低限のPC操作ができることを証明できます。さらに仕事内容によっては、プレゼン資料作成ソフトの「PowerPoint」や、データベース設計ソフトの「Access」資格所有者を歓迎する職場もあります。
「WordやExcelはできて当然と考えている会社に有効にアピールするには、「マイクロソフト オフィスマスター」がオススメです。「マイクロソフトオフィス マスター」とは、同一バージョンの中で、Word(上級)・Excel(上級)・PowerPoint・AccessまたはOutlookの4科目(※2013verは6科目合格で認定)に合格者に贈られる称号。例えばWordで作る報告書に、Excelの分析結果を利用するなど、複数のOfficeを総合的に使いこなせるということを効果的にアピールするこができます。
まずは最低限のスキルである「MOS Word」と「MOS Excel」の資格取得を目指し、あとは就・転職したい職業や職場に求められるスキルによって選択しましょう。

最初にも述べましたが、「転職・再就職したい」「スキルアップして重要な仕事に携わりたい」「業務効率をよくしたい」...まずは自分のやりたいこと、目指す分野、伸ばしたいスキルを明確にすることからスタートしましょう。
それから進むべき方向に関連する資格と、自分に合った習得方法も考えます。学校に通う、通信教育など、選択肢はたくさんあります。大事なのはキャリアアップのための目標設定を行ってから、そのための資格取得を着実に進めていくことです。
輝く未来のために、きちんとプロセスを組み、ゴールを目指してくださいね。

次回モノを作り出す職種の【デザイン系(Web系・建築系)】に必要な資格ランキングを紹介します。お楽しみに!

※MicrosoftおよびExcel・PowerPoint・Accessは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

ページ
TOPへ