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【DTPデザイナー×資格】センスを活かして働く、クリエイティブな仕事。スキルを磨いて、独立する人も多数!

2014.06.30

【DTPデザイナー×資格】センスを活かして働く、クリエイティブな仕事。スキルを磨いて、独立する人も多数!

DTPデザイナーとは?

DTPデザイナー

DTPとは、卓上出版を意味するDesk Top Publishing(デスクトップパブリッシング)という英語の略。書籍や雑誌、パンフレットやカタログ、ポスターなど、出版物のデザイン・レイアウトをパソコンで作業するデザイナーをDTPデザイナーと言います。活躍の場は印刷会社や出版社、デザイン事務所、編集プロダクション、広告代理店、企業の広報・宣伝部と多岐に渡り、高いスキルがあればフリーランスで活躍することも可能。パソコンとソフトさえあれば在宅でも仕事ができますし、通信サービスを利用してデータをやりとりすることで、勤務地を選ばず仕事ができるのも魅力です。

DTPデザイナーの仕事内容

DTPデザイナー

写真やイラスト、文字などをパソコン上で編集、レイアウトとデザインをするのが、DTPデザイナーの仕事です。グラフィックデザインの必須ソフト「Photoshop(フォトショップ)」で写真やイラストなどの画像を加工し、「Illustrator(イラストレーター)」でレイアウトを組み上げるという流れになります。書籍など、ページ物を作成する際に用いるレイアウト編集ソフトは、「InDesign(インデザイン)」が業界で主流となっており、既存の紙媒体を電子書籍化する業務や、新たな電子書籍の企画編集の場でも活用されています。それら基本ソフトの操作技術はもちろん、デザインやレイアウトのセンスも求められてきますので、自分のセンスや感性を活かしたい人に向いています。

DTPデザイナーの資格をとる

DTPデザイナーになるために資格取得は絶対条件ではありませんが、最低限、デザインソフトの「Illustrator」と「Photoshop」はマスターしておきましょう。また資格があれば就職・転職に圧倒的に有利になるというわけではないものの、【DTP検定】や【DTPエキスパート】などの資格を取得しておけば、就・転職の際に自身の技術の証明になるでしょう。

【DTP検定】や【DTPエキスパート】どっちがオススメ?

Way1:DTP検定

【DTP検定】は、職種別に3コースからステージが選べるようになっているのが特徴です。独立を目指すデザイナーやクリエイターなどに向けた「プロフェッショナルDTP(Ⅰ種)」、企画・編集職や広報職向けの「ディレクションDTP(Ⅱ種)」、社内外向けの資料を作る営業職や事務職をはじめ、すべてのビジネスマンに向けた「ビジネスDTP(Ⅲ種)」の3コースに分類されています。
デザイン・印刷・出版業界にこれから就職しようと考えている人にオススメです。

  • ●受験費用...Ⅰ種 15,714円(税抜)、Ⅱ種 12,500円(税抜)、Ⅲ種 11,000円(税抜)
  • ●受験内容...Ⅰ種 90分、Ⅱ種 90分、Ⅲ種 60分

【Ⅰ種】はMacintoshをプラットフォームとし、QuarkXPress・Illustrator・PhotoshopなどDTPに欠かせない3つのアプリケーションソフトの総合的な習熟度と、PostScript などDTPデータを扱う上で必要な知識の有無を検定。
【Ⅱ種】はWindowsとMacintoshの違いや各種アプリケーションソフトの特徴などを理解し、トラブルなく出力・印刷・加工できる状態に仕上げる対応力が求められる。
【Ⅲ種】はビジネスパソコンの代名詞ともいえるWindowsをプラットフォームとし、ワープロソフト・Wordを中心に検定。機能の知識はもちろん、配色やレイアウトの技能も要求される。

Way2:DTPエキスパート

【DTPエキスパート】は、数あるDTP試験の中で最も歴史ある試験で、受験者は延べ4万7千人を超え、合格者は約2万人を数えています。仕事に密着した必須知識を問う筆記試験と、課題制作からなる資格試験で、特に課題制作はデザインセンスやスキルを問うのではなく、印刷物の設計や制作プロセスを理解しているかを判断し、DTPの知識、コンピュータの知識はもちろん、製版印刷の基礎知識にも重点を置いた試験であるところが特徴です。
すでに印刷・出版・デザイン業界で実際に働いている人にオススメです。

  • ●受験費用...20,000円(税込)
  • ●受験内容...筆記試験は約100題前後の問題が出題(最大設問数720)。
    「DTP関連知識」「印刷発注側知識」「印刷工程知識」「色の知識」「コンピュータ関連知識」という5つのカテゴリ別に採点。

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