ズバリ!社会人が取得したい資格は何?
2014年資格ランキングをひもとけば~
"仕事"に役立つ資格は何だろう。
資格取得を目指す社会人ならば、ぜひ知っておきたい『資格トレンドなう』。資格を取りたいけれど、どの資格にするかを絞れない!という人は今の時代の主流から絞っていくのも一つの方法です。現在の仕事をキャリアアップしたいのか、転職しちゃうのか、はたまた起業・独立を考えている人も、せっかくとった資格が現場では役に立たなかった...とならないよう、"現役社会人"が考える最旬の資格ランキングを参考にしてみてはいかが。
仕事に絶対役立つ資格ランキング
働く人が取得したい=仕事に役立つと思っているテッパン資格は何?
今回は、2013年10~11月に日経キャリアマガジンと日本経済新聞が共同でビジネスパーソンにアンケート実施した「ビジネス系資格・検定調査2014年」の結果に注目しました。
取得にむけて現在勉強中&今後取りたいのは?
TOEICテスト(Aレベル、860点以上) | |
TOEICテスト(Bレベル、730~860点未満) | |
中小企業診断士 | |
TOEICテスト(Cレベル、470~730点未満) | |
日商簿記検定2級 |
【今後取得したい資格ランキングより】
アンケートは「取得している資格の満足度」「取得して役立っている資格」「今後取得したい資格」など、色々な方向から調査したとのことですが、やはり気になるのは「今後取得したい資格ランキング」。他の人はどんな資格を狙っているの?その結果はトップ5のうち3つにTOEICと、英語への関心が非常に高いのがわかります。語学や簿記など、ビジネスにおいて基本スキルとなる内容がズラリ。スペシャリストを目指す!というより、汎用性が高い資格で、ビジネスパーソンの基礎知識を高めたいという人が多いのが見てとれます。
では実際はどうなの?【有資格者が取って満足している資格ランキング】と比較してみましょう。
ホントはどうよ?取って満足している資格は?
【現在、有効に活用できている資格は何か】という満足度ランキングでは「英検1級」が1位。ここでも英語はビジネスシーンにおいて高いニーズがあることがわかります。
2位の「個人情報保護士」の資格は、2005年の個人情報保護法施行と同時にスタートした、その道のエキスパートであることを認定する民間資格。昨今の頻発する個人情報流出事件により、ますます注目を浴びている資格です。
3位の「漢語水平考試(HSK)」は、中国語を母国語としない人を対象とする中国政府公認の世界共通資格。実用性で7位、将来性で5位に選ばれています。
どれも学んだ資格が実務に直結する資格が有効活用できているということですね。
働き女子には「保育士・幼稚園教諭」が人気
上記、日経のアンケート対象は男性が70%だったため、ちょっとビジネスマン寄り的な答えになっているかもしれません。例えば、某女性向け資格応援サイトの【2014年こそ取得したい資格ランキング】(20~40代女性 300名にアンケート)を見てみると、英語、パソコン、簿記に加え、医療事務や介護の資格、食育、保育士・幼稚園教諭が上位にランクインしています。
特にここ数年で爆発的に人気を伸ばしているのが「保育士・幼稚園教諭」の資格。「認定こども園」の法律改正や、ブランクがあっても職場復帰しやすい、時短勤務やパートタイムなど勤務時間を選べるなど、今後の家庭との両立をにらんでワークライフバランスを考えたい女性の支持も得ているようです。
資格を取って社会人としての自信を築こう
社会人としてどのような資格を選べばいいか。ランキングでは雇用に直結する資格、専門技術の資格、社会や時代の動きに合わせた、国際化・民法改正に関連する資格が上位にあがっていました。
これから資格取得の人も、すでに資格取得済みの人も、自分の目的にかなった、仕事に役立てる資格を取り、取得資格のランクをあげてスペシャリストになる。つまり資格取得=満足ではなく、仕事の場で力を発揮できてこその満足という点が社会人の資格におけるポイントになっています。
仕事も未来もキラキラ★と輝きだす、あなたのビジネスチャンスにつながる資格を見極めて、目指してくださいね。