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【ファイナンシャルプランナー×資格】様々な分野で活躍できるうえ、学んだ知識は実生活でも活かせる。

2014.06.30

【ファイナンシャルプランナー×資格】様々な分野で活躍できるうえ、学んだ知識は実生活でも活かせる

ファイナンシャルプランナーとは?

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、相談者が希望するライフプランの実現のために、最適な資金計画を提案して、金銭面からサポートをするプロフェッショナル。相談者の夢や目標に生活状況や老後計画などを照らし合わせ、資金運用、不動産、投資、保険、税金、相続など、様々な問題を考慮しながら提案するお金の専門家です。少子高齢化による年金の問題、雇用の不安、医療費改定の問題...など、お金についての不安がつきないこれからの時代、ますます価値が高まっていく職業と言えるでしょう。資格所有者は、銀行・保険・証券会社などの金融機関への就・転職が有利になったり、職場でのキャリアアップにつながったりします。また最近では自分のライフプランニングや家計に役立てたいという観点から主婦の方でファイナンシャルプランナーを目指す人も増えています。

FPの仕事内容

ファイナンシャルプランナー(FP)

FPとして働くには、大きく分けて2通りあります。1つは銀行など金融機関や証券会社、生命保険会社、ハウスメーカーなどの企業に所属して働く【企業系FP】。自社の金融商品や保険を顧客に販売するのが主な仕事となります。もう1つは特定の企業には属さずに独立・開業して活動する【独立系FP】で、相談料と保険などの仲介を仕事とし、その手数料収入が主な収入源になります。
金融業界で働いている人はプランニングの知識を得ることで、より難しい案件に対応できたり、アドバイスの幅を広げたりできるため、社内でのキャリアアップに役立ちます。保険の販売を仕事にしている人ならば、保険商品の知識に加え、お客様の今後のライフプランや家計のこと、税金や相続までも踏まえた保険商品の提案をすることで信頼度がアップします。
独立系FPは思ったように収入に結びつかずに悩んでいる人も多いのが現実のよう。ビジネスで成功するには営業力や会話力、書類を作るパソコンスキルなど、多くのノウハウが必要となるからです。独立系FPの仕事だけで生活していくのは大変としても、ダブルライセンスなども視野に入れ、コンサルタントとしてキメ細かな提案をすることで、収入の糸口が広がります。

FPの資格をとる

FPの資格はひとつではありません。国家資格と民間資格という複数の資格が存在します。なかでも中心的な資格といえるのが、国家資格の「FP技能士」と、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が認定する世界標準資格の「CFP®(国際資格)」と、その基礎となる「AFP(国内資格)」です。
ここでは、更新不要で生涯有効な国家資格「FP技能士」について説明しましょう。
FP技能士には、1級から3級までの等級があり、学科試験と実技試験を両方合格することによって認定されます。FP技能士のなかで最も取得しやすいのが【3級FP技能士】です。受験資格の定めは特になく、誰でもチャレンジすることができます。「金融機関に就職・転職したい」「FPの仕事がしたい」人ならば、【FP技能士2級】を目指すとよいでしょう。

2級FP技能士の受験資格を得るには3つの方法があります。

Way1:AFP認定研修を修了

Way2:3級FP技能士を取得

Way3:FP業務に関して2年以上の実務経験

国家資格のFP技能士と民間資格のAFPはお互いに関連していて、Way1のように、2級FP技能検定はAFPの試験を兼ねています。2級FP技能士合格後、FP協会へ登録(有料)するだけでAFPの資格も取得することができるようになっています。
AFPの資格は必要ないという人や、できるだけお金をかけずに資格を取りたい人は、Way2やWay3の条件を満たすことで、2級FP技能士を受験できます。

  • ●受験費用...学科試験4,200円、実技試験4,500円
  • ●受験内容..試験時間は学科試験2時間、実技試験1時間30分。ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野より出題され、学科試験(マークシート式)60問、実技試験(記述式・選択式)が40問

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