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【ライター×資格】好きなことを仕事に!得意分野を見極めるのがポイント。

2014.09.29

【ライター×資格】好きなことを仕事に!
得意分野を見極めるのがポイント。

ライターとは?

ライター

ライターとは、原稿を書いて報酬をもらう人のことを指します。ライターにも色々な種類があり、広告関連の仕事をする「コピーライター」、新聞に記事を書く「新聞記者」、雑誌に記事を書く「雑誌ライター」、ラジオやテレビの台本を書く「放送作家」、著者の代筆をする「ゴーストライター」など、それぞれに異なる名称で呼ばれています。
メディアは雑誌や書籍、フリーペーパー、Webほか、マニュアルやパンフレットなどもあり、フリーランスから企業や広告制作会社、編集プロダクションに所属するライターまで働くスタイルも多彩です。
ネットやスマホが普及した今の時代、ホームページの記事ライティング、ブログの代筆、ニュースサイトの情報更新、メルマガライター、Webのバナー広告、シュミレーションゲームのストーリーのシナリオライターやゲーム内の会話を執筆するライターなど、Web媒体でのライター募集が増えてきています。

ライターの仕事内容

ライター

ファッションや美容、グルメ、スポーツ、自動車、旅行など、ライティングする原稿の分野は多用にあります。そのなかでもパソコンやスポーツ、音楽など、特定の専門分野の記事を書くライターは「専門ライター」と呼ばれ、自動車評論家、トラベルライターなど、趣味が高じてライターになった人も少なくありません。
どんな取材でも誰かから話を聞いて記事を書く場合は、聞きとりやインタビュー、場合によっては対談を仕切る場合もあるため、コミュニケーション能力が必要です。また単にライティングを行うだけではなく、記事の企画立案や構成案を作るといった編集全般を請け負うこともあります。その際はパソコンで文字原稿だけではなく、写真などを編集・レイアウトしなければなりませんので、編集の知識も必要になります。
宣伝に関わる「コピーライター」の場合は、企業の商品を魅力的に広報するキャッチコピーの作成だけではなく、プロモーションのアイデアを考えたり、商品のこだわりをPRしたり、商品のファンを増やすコンサルティング的な仕事も担当します。その場合は販促やマーケティングの知識が役に立ちます。

ライターとして活躍するために

ライターという仕事には基本的には資格や検定がありません。「文章が書けること」が最も重要なスキルとなり、安定して仕事を続けていくには文章構成力や語彙力が必要でしょう。ただし若者向けフリーペーパーやWebサイト、携帯ゲームなどでは文法的な正しさよりも、キャッチ―なノリやセンスが優先される場合も多く、その媒体のターゲット層からの支持度が重要になります。
基本的に原稿の入稿作業はデータで行われるので、PCを使えることは必須条件。打ち合わせや入稿はメールでやり取りされることも多く、インターネット接続環境も必須です。
媒体の種類にもよりますが、写真撮影もライターが行うことも少なくありません。10年ほど前までは、プロのカメラマンが使われていましたが、現在ではライターが写真を撮ることも一般的になってきました。経費節減に加え、ライターが自分で写真を撮った方が、文章と写真のマッチングなど、制作進行上便利だからです。またデジカメの高性能化によって素人でもかなり質の高い写真が簡単に撮れるようになったという背景もあり、写真撮影もできるカメライター(カメラマン&ライター)は活躍の場が広くなります

以上のように、これからの時代、ライターとして活躍していきたいならば、「この分野に特化して頑張りたい!」という明確な目標をたてるのがオススメです。企業専属の正社員や契約ライターとしても、フリーライターとしても、「得意分野が明確にあること」はポイント。対象ジャンルが特殊であるほど専門家が少ないので、ライターとして強みになります。
ライターの仕事はなくなることはありませんが、雑誌の売上が低下しているという状態にあり、原稿執筆の単価が下がっていく可能性は高いです。自分だけの専門分野を持って、自分にしか書けない記事を書いていくことが必要になってくるでしょう。

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