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【医療事務×資格】医療現場を支えるスタッフ部門のスペシャリスト。安定性が女性に人気の鍵!

2014.08.27

【医療事務×資格】医療現場を支えるスタッフ部門のスペシャリスト。安定性が女性に人気の鍵!

医療事務とは?

【医療事務×資格】

医療事務の主な仕事は、病院やクリニックでの医療費計算と受付・会計時の患者との対応です。中でも、一般企業の経理業務に相当する「レセプト」と呼ばれる診療報酬明細書の作成は、業務の中でも大きなボリュームを占めていて、内容に精通しておくことは必須。また、医局や教授の秘書として勤務する医療秘書や医師の作業補助職を行うドクターズクラークと言った仕事も、医療事務の中に含まれます。
専門性が高いため、結婚・子育てといったブランクがあっても復帰しやすいのが特徴で、女性に人気の職業です。

医療事務の仕事内容

【医療事務×資格】

医療事務と言っても様々な分野がありますが、代表的なものは医療保険制度に則った診療報酬明細書(レセプト)の作成です。具体的には、診療・投薬内容により診療報酬点数表から算定条件を読みとり、正確に点数算定を行い書類を作成。その書類を月末には審査・支払機関へ提出します。
その他日々の業務としては、対人コミュニケーションを必要とされる窓口・受付業務、そして患者のカルテ管理等も重要な仕事です。
また、医療機関のスタッフ部門として医局の総務・経理的な仕事や個々の教授や先生付きの秘書業務を行う医療秘書、カルテや診断書、処方箋等の作成補助や管理、手術の予約やデータ整理等を行うドクターズクラークといった仕事も医療事務の中に含まれます。
さらに、調剤薬局事務等も医療事務の範疇になります。
人の命を預かる医療現場での仕事ですから、ミスや漏れ・抜け等がない正確さ、細かさが要求されます。また、患者と接する機会が多いので、明るさや思いやりを発揮できる人が望まれます。

医療事務の資格をとる

医療事務の分野は広く、資格も仕事内容に合わせて民間資格が複数存在します。
例えば、医療事務に必要な知識全般を網羅している医療事務技能審査試験や、その名の通り、医局、教授の秘書業務を目指す方向けの医療秘書実務能力認定試験、あるいは、医師の作業補助が行えるドクターズクラーク向けの医師事務作業補助技能認定試験等があります。
その中でも医療事務のメイン業務がレセプト作成であることから、最も認知度が高く役に立つ資格と言えば、診療報酬請求事務能力認定試験。いわゆるレセプト作成能力を問う試験です。
医療事務を目指す方なら、まずはこの資格を取得することから始めてみましょう。

Way1:診療報酬請求事務能力認定試験

年間約2万人近くが受験する人気の試験ですが、難易度は高いです。そのため、持っていれば就職時にアピールもでき、中には資格手当など給与に反映させている医療機関もあります。医科と歯科に分かれ、学科試験と実技試験から成り立っています。

  • ●受験費用...7,500円
  • ●受験内容...医科と歯科に分かれ、それぞれ選択式の学科20問と、実技試験として外来と入院のレセプトを作成する問題が1問ずつ、計2問出題されます。
    学科の出題範囲は医療保険・公費制度等の保険関係から4~5問、残りは診療報酬の算定に関する問題が出題されます。学科・実技合わせて3時間の試験です。

Way2:医療事務技能審査試験

別名メディカルクラークと呼ばれる医療事務技能審査試験は、医療事務の資格試験としては長年全国で実施されている最大規模の試験で、医療機関からの評価が高い資格です。合格率は50~60%。(2012年7月~2013年3月)

  • ●受験費用...6,700円(医科・歯科)
  • ●受験内容...実技Ⅰ 患者接遇/筆記(記述式)/2問/50分
    学科 医療事務知識/筆記(択一式)25問/60分
    実技Ⅱ診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検/4問/70分

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