【Webプログラマー×資格】ウェブサービスやシステム開発、作り上げる醍醐味がやり甲斐に
Webプログラマーとは?
Webプログラマーとは、ウェブ上で提供されるサービスやシステムアプリケーションを、プログラミング言語を使って開発する仕事です。例えば、ウェブで会員登録や資料請求などをする時の登録フォームやネットショッピングのページで使われているショッピングカート、顧客管理システムやブログサービスなど普段何気なく使っているウェブサービスは、Webプログラマーがプログラムを書き、作ったものです。
インターネットを使うことが当たり前の時代、日夜様々なシステムが開発されています。しかし、ウェブシステム開発の需要が高い割に、まだまだウェブプログラミングのできる人材は不足しており、求人ニーズの高い職種と言えます。
Webプログラマーの仕事内容
Webプログラマーの仕事は、SE(システムエンジニア)が設計した仕様書に基づいてプログラムを書く仕事です。小規模のシステムだとWebプログラマーがSEの業務を兼任することもあります。
具体的には、PHPなどのプログラミング言語を使ってプログラムを書き、動作確認やテストを繰り返して、正しくプログラムが動くまで、問題のあったプログラムを修正していきます。
またWeb上でのサービスを提供するわけですから、必要に応じてWebページを表示するためのHTML・CSS言語を利用することもあります。
Webシステム開発の標準的な開発環境であるLinux、Apache、MySQL、PHP(略してLAMPと呼ばれる)の基本4セットを習熟しておくことは必須。プラス、常に新しい技術や知識を貪欲に吸収し習熟していく心構えが必要です。
Webプログラマーの資格をとる
Webプログラマーになるための必須資格はなく、それぞれのプログラムや言語、スキル別の資格があるので、それらを組み合わせて取得すると有利です。中でも経済産業省が行う国家試験である基本情報技術者試験は、プログラマー向けの能力認定試験として、情報産業界では広く知られています。
基本情報技術者資格取得後は応用情報技術者試験の取得を目指すことで、SEなどキャリアの幅も広がります。
Way1:基本情報技術者試験
情報技術全般の基礎的な技術・知識が問われる試験です。情報技術に関する基礎的な知識や内容が理解できているかどうか、システム開発プロジェクトの一員として仕事ができるよう、プログラミング言語を使って設計・作成ができるかどうか、また作成したプログラムの単体テストが実施できるかどうか等を見ます。
- ●受験費用...一回5,100円(税込)
- ●受験内容...午前(9:30~12:00)と午後(13:00~15:30)、各150分ずつ
【午前の部】
多肢選択式(四肢択一)でテクノロジ系が50問、マネジメント系が10問、ストラテジ系が20問で構成され80問解答。基礎理論、コンピュータシステム、ネットワークやセキュリティ、システム開発といった情報処理に関する問題はもちろん、経営戦略、システム戦略その他関連法規など幅広い分野から出題されるのが特徴です。【午後の部】
13問出題して7問解答の長文問題方式。「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム」が必須解答問題、さらに言語問題から1問を選択、残った分野から出題された6問のうちから4つを選択します。
プログラム言語は、C・COBOL、アセンブラ言語、Javaから選択できます。
午前・午後ともに正解率60%以上で合格です。